ツマサキブログ

えろ漫画家ユニット「左カゲトラ」と同人サークル「ツマサキレーベル」(旧ユビサキスタジオ)のブログ。2012年1月からここで更新。単行本「らぶちゅーらいふ」好評発売中「はつじょーでいず」2014年六月末発売!コミケ86のスペースは三日目(日曜日)東ネ05a「ツマサキレーベル」でございます

まんがは こうして つくられる!(かもしれない

ども、カゲトラです( ΦωΦ)

 

たまには漫画家っぽいことを書くべな、というわけで、突然ですが今日はカゲトラ的「えろ漫画が一本できるまで」をざくざく書いてみようかなー、と。

図版とかは入れるのめんどいので、文章と行間だけでなんとなく感じ取って下さい。あと、編集さんによってもやり方が違ったりします。これは今お世話になっているメガストア編集部さん(とおいら)の場合です。多分。

 

1、キャラ表を作る

連載が主流の一般漫画と違って、えろ漫画は読み切り形式が多いので、まずキャラ表をつくります。こんな感じのこんな子があんな事をされるよ、という設計図です。大体ペラ紙一枚〜二枚ぐらいです。

名前とか服装とか性格とか体型とか、色々決めます。軽いプロット的なことも書いたりします。必要ならモブや野郎キャラもちょっとだけ描きますが大体必要ではありません。登場人物がとにかく少ないのがカゲトラ漫画の特徴です。

 

2、打ち合わせをする

キャラ表ができてようができていなかろうが、打ち合わせをします。適当に日時を決めて、ご飯を食べながら打ち合わせです。ごちそうさまです。

打ち合わせは時に四時間以上に及ぶこともありますが、そのうち八割以上は雑談です。漫画本編に関することは「こんなキャラで行きたいんすけど」「いいっすねーこんなシチュとかありそうですよねー」「そうっすそうっす」みたいな感じで、あっという間に終わります。わりとツーカーな(のだとこちらは思っている)ので、助かります。

 

3、プロットを作る

こんなお話だよ、こんな展開だよ、というようなことをざっくり考えます。テキストエディタでもりもり書きます。

ここでセリフまでぎっちり決める人もいますが、おいらの場合は大体ページ数×4行くらいのざっくりした進行しか作りません。

なぜかっつーと、台本形式のものをコマに落としていくときに必ず齟齬が出るので、そこで行ったり来たりする手間を省きたいからです。もちろん、プロットが固まっていないせいで後で色々苦労する事もあります。ただ、それだとあまりにも骨組みだけなので、作中で使いたい会話の応酬とかシチュエーションなんかは別のファイルに書き留めておきます。必要だったらお絵描きソフトでシチュエーションスケッチをすることもあります。

 

4、ネームを作る

プロットを元にネームを作ります。ちなみに作業はフルデジタルでやっていますので、ここからコミスタを使っています。

プロットを大体の感じでべたべたとコミスタにはっつけ、そこからセリフを考えつつコマを起こしていきます。

コマ割りとセリフ入れとを大体同時進行でやりますが、前半(の、エロシーンに持ち込むまでの)部分はセリフ主導で、後半はコマ割りと絵主導でやります。大事なところを重点的に、ですね。

で、一通りネームがそれらしくなったら、編集さんに見せて、OKが出れば作画に入ります。

尚、この時点でのネームは自分の中では暫定的な物なので、作画の途中(あるいはそれ以降)でセリフやコマ割、シーンが変わったりすることはは常にあります。

 

5、作画をする

コミスタでワクセンを引いて、がしがし作画をします。一番時間がかかるところです。ひたすらもりもり描きます。理想は下描き、ペン入れ共に一日4Pなんですが、なかなか理想通りにはすすみません。描けないところがあると、めっちゃ詰まります。描き直しも頻繁にします。気に入らないところはコマ割からガシガシ変えます。あと週に最低一日は休みを入れます。のんびりですね。アシスタントさんはこの段階でお任せできる人がいない(いるんですがみんな漫画家さんだったりする)ので、今は背景も自分で描いてます。時間かかるぅ〜。

 

6、仕上げをする

トーンを貼ったり、効果線を入れたり、セリフをいじったり、フキダシや描き文字を描いたりします。アナログの場合はフキダシや描き文字は真っ先にいれますが、デジタルなのでラストに入れます。これに関する弊害もあるんですが、それはそれということで。

このあたりになると、ちょこっとアシスタントさんにお手伝いしてもらいます。作業内容はトーンの下貼りや、選択範囲の作成等です。1P1000円ぐらいでお願いしてますが、正直割にあう価格なのかはわかりませんし、こちらもそれ以上お出しするのは現状では厳しいので苦しいところです(ぉぃ

ちなみに、おいらの漫画の場合は普通のトーン処理に加えて、Painterでグレースケールを塗る、という作業があります。これはかなり広範囲にわたる上に人には任せられないので、とにかく自分でぺたぺたやります。こいつを貼付けて、がしっと書き出すと、出来上がりです。

 

7、納品する

原稿ができたら納品します。まず完成原稿の見本を送って、OKが出たら本ちゃんを送ります。写植入れ用の、セリフが入ったバージョンも別に作ります。そしてひとときの自由を手に入れます。しかし原稿が終わった瞬間から、次の〆切は迫ってくるのです。がんばれカゲトラ!まけるなカゲトラ!二冊目の単行本はすぐそ・・・ごめんなさい大分先です( ´ΦωΦ`)

 

てな感じでやっております。

作業工程とかほんと人それぞれだし、自分もまだ工程的に最適化できてない部分がいっぱいあるので、そのへんわりとじたばたしています。なんかの参考に・・・はなりそーにないですが、へえ、と楽しんでいただければ幸いです( ΦωΦ)b

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ、このエントリ自体が逃避なんだけどな!( Φ∀Φ)(台無しな笑顔で